砂上の楼閣

今回の地震であまり報道されていませんが、千葉県内にも大きな被害が発生しています。
それは浦安市や千葉市美浜区です。
ここは東京湾海底の砂で埋め立てられた地域です。
埋め立てから40年ほどでしょうか、住宅が建ち初めて30年ほどになります。
東京ディズニーランドもありますね。

埋立地特有の地面の液状化に襲われてしまいました。
浦安は未だ下水が復旧せず排水が出来ないそうです。
マンホールは人の背丈ほど地面から飛び出ました。
トイレも洗濯も炊事も出来ません。
水道、ガスも復旧が遅れているようで、生活出来る状況にはないようです。
東京メトロ東西線やJR京葉線、道路は首都高湾岸線も通り、東京から30分圏内と言うことで高級住宅地となっていました。
一戸建てでは傾いてしまったところもあるようです。
ディズニーランドの再開もまだです。

浦安でも江戸時代から続く、旧市街の方は大きな被害はなかったようです。


砂上の楼閣への4件のコメント

  1. アバター ウェストブック
    ウェストブック コメント投稿者

    愚呑さん、こんにちは。

    この震災は大変な事になりましたねぇ
    ゆらゆらと大きく揺れて、あれあれと思っているとラジオの緊急ニュースで
    まさか東北での揺れがこちらまでとは思いませんでした。びっくりしました。
    この災害で亡くなられた多くの人々のご冥福を心からお祈り申し上げます。

    液状化現象とは聞き慣れない言葉で阪神大震災の時に始めて聞いたような気がするのですが
    テレビのニュースで千葉・浦安での液状化にはびっくりしました。
    家は傾き、道路はでこぼこ、水道や下水やガス管の通っている地下はどんな事になっているのでしょう?
    広範囲にわたる被害、先が見えず悪化してるのではと思える原発事故。
    永い永い戦いになりそうですね。出来ることがあれば協力したいです。

    • アバター 愚呑
      愚呑 コメント投稿者

      地震と津波に破壊された街々、胸が痛みます。
      でも、こちらは復旧と復興に向けて歩み始めました。
      日本が過去に襲われた大地震と大空襲から復活したように、きっときっと復興すると信じています。

      しかし、未だ死の灰を撒き散らす原発、こちらは心配でなりません。
      アメリカがビキニ環礁でやった水爆実験で起きた「死の灰」とか「黒い雨」がまさか国内で起きるとは想像も出来ませんでした。

      液状化は関東ならほとんど知っている言葉です。
      1987年に起きた千葉県東方沖地震でも、埋立地は液状化で問題になりました。
      京葉コンビナートはこのときも、かなり液状化被害に見舞われていました。

      兎にも角にも原発が収まって、燃料棒が冷温化することを祈るばかりです。
      その後の放射線汚染も大きな問題ですね。

  2. アバター yagiq
    yagiq コメント投稿者

    千葉の被害も、こちら大阪では報道されていますよ。
    特に浦安の地盤、驚きました。
    飛び出したマンホールもね。
    あと水道水の放射能汚染も伝えられていますよ。
    日本人は海岸線から山の中へと民族移動するかも。

    • アバター 愚呑
      愚呑 コメント投稿者

      地震の被害も大きいですが、原発の被害は長期にわたり放射線との戦いとなりそうです。
      今後は原子炉爆発や貯蔵プール破壊で燃料が再加熱されないことを願うだけです。

      現在の放射線量は飛行機のパイロットや宇宙ステーション乗組員などが受ける数値に比べれば微々たるものです。
      200キロ離れた千葉では、今のところ、それほど騒ぎ立てる数値ではないでしょう。

      何処へ住んでいても自然の驚異からは逃げられません。
      山でも地震はあり、崖崩れなどもあります。

      原発被災や液状化は人災です。
      埋立地が地震で液状化することは大きく知られていました。
      わたしはここを買う前から、絶対に埋立地には住まないと決めていました。
      しっかり対策をしないで販売した行政や業者の責任は大だと思います。
      被害にあった新住民は、そこが海だったなんて多分知らなかったと思います。

      原発は一秒でも早く汚染を止めてもらいたいものです。