21日(土)から4日間、JR東日本で残る未乗区間である東三条~新津間を完乗すべく旅をして参りました。
単にこの区間を乗るだけでは物足りないので、駅からハイキングも兼ねての旅となりました。
21日は北陸新幹線開業に伴い消えていく、ほくほく線特急はくたか号を乗車し、直江津へと向かいました。
親鸞聖人が流罪で京都から辿り着き、居を構えた地です。
ここを巡る「駅ハイ(いつでもコース)」参加です。
街の通りには、まだこんな看板が残っていました。

京都から流され上陸した地です。

歩き終えて、いよいよ完乗に向かいます。
東三条で特急から下車し、鈍行での通過をし、無事に完乗。
その後、以前から訪れてみたいと思っていた、「新津鉄道資料館」へとバスで向かいました。
駅の観光案内所では「無料レンタサイクルをお使い下さい」と親切に教えてくれましたが、バスがありましたのでバスで向かいました。
資料館は昨年からリニューアル中で、完全オープンは7月になります。
1階の展示コーナーのみオープン中です。

この日は新潟駅近くで宿泊です。
22日は酒田の「駅ハイ(いつでもコース)」参加です。
酒田と言えば北前船で栄えた町ですね。

古い街並みを歩きます。
山王クラブと言う旧料亭を見物。

港近くには山居(さんきょ)倉庫と言う大きな倉庫が残っています。
ここには観光バスで大勢の観光客が押し寄せていました。
日本人よりチャイチャイだらけでした。

酒田から羽後本荘に向かいます。
由利高原鉄道鳥海山ろく線のリベンジです。
前回訪れた時、ピントがずれて撮影してしまったので撮り直しです。
今回も前景は運転士に断られました。ここは頑なです。
錦川鉄道錦川清流線や樽見鉄道、津軽鉄道、のと鉄道などは「どうぞ、どうぞ」なんですけどね。

この日は秋田駅近くで宿泊です。
23日(月)は秋田から早朝に特急つがるで弘前です。
弘前では「駅ハイ(いつでもコース)」参加です。

弘前駅から市中を抜け、弘前城付近にある市立観光館がゴールです。
目の先に追手門から登城、天守を横目に東門から下城しました。
画像右が追手門です。

有料地区は入りませんでした。
このお城は、後日トトロを連れて、また訪れたいと思っています。
東門前に停車していたタクシーで駅に戻り、津軽鉄道完乗に向かいます。
この鉄道は途中の芦野公園までは乗車しています。
今回は終着駅まで足を伸ばしました。
民営鉄道最北の津軽中里駅です。

明日のため、大館まで戻って宿泊です。
24日(火)は駅ハイはありません。
花輪線の再乗車と盛岡ちっぴり散策、平泉の毛越寺(もうつうじ)です。
渋谷の忠犬ハチ公の故郷です。

なんと、駅にはハチ公神社まであります。

朝一番の花輪線で盛岡を目指します。
途中、十和田南駅はスイッチバックの駅です。

盛岡駅から開運橋を抜け、盛岡城址に向かいました。
この城跡には城の建物は何も残っていません。
城址公園になっています。

この後に盛岡大神宮まで歩き、お詣りし、バスで駅に戻りました。

盛岡から北上まで新幹線を利用し、北上から平泉までは各駅です。
平泉駅正面から真っ直ぐ700mに毛越寺はあります。
タクシーがたくさん客待ちしていましたが、もちろん徒歩です。
毛越寺は庭園が有名なので、ポスターにも庭園しか載っていないものが多いです。
こちらが本堂です。

今は亡きシンセ奏者姫神の星吉昭さんがコンサートをした庭園です。
感動出来る庭園でした。
お寺の方とお話をしたら、姫神の故・星吉昭さんは毛越寺の檀家だったそうで、葬儀も毛越寺でお墓も毛越寺の墓地にあるそうです。
大好きな奏者でしたので早逝が悔やまれます。

平泉から一ノ関まで各駅で、駅前の居酒屋で時間調整し、新幹線で一気に戻って来ました。
楽しい大人の休日倶楽部パスの旅でした。