最近、駅からハイキングが近辺での開催がほとんどなく、もっぱらJR千葉支社公開の駅からマップを歩いています。
今日は仕事が暇なものでお休みして、内房線浜野駅から歩いてきました。
平日歩きは初めてかも知れません。
熱い日差しの中、高校時代によく通った道をテクテクと汗をかきながら歩きました。
さすがに40数年前とは景色が一変していました。
農村風景から住宅地風景へと様変わりです。
それでも神社仏閣は延々と続いています。
乗車して来た内房線踏切を渡ります。
ガキの頃に釣りをした生実池を眺め、生実神社へと足を向け途中にある寺に寄りました。
ガキの頃には神社仏閣など全く興味がありません、こんな寺があったことなどさらさら知りません。
この辺りを治めた徳川秀忠側近の森田重俊公の菩提寺だそうです。
千葉市で一番大きな古墳だそうです。
この古墳の近くに「千葉市埋蔵文化財調査センター」があり、発掘品を展示してあり入場無料とあって見物しました。
大百(おおど)池の側を京成電鉄千原線が通っています。
千原線は千葉急行電鉄株式会社として開業しましたが、倒産して京成に譲渡されました。
竹林を眺め、小弓城跡に寄りましたが、城跡は墓地になっていました。
楽しかった約4時間の散歩でした。
昔暮らした場所って懐かしいですよね。
自分も先週20代前半を過ごした近辺を歩く機会があって、
えー、こんなだったかなぁ?まぁ!こんな神社があったのかぁ~
などと記憶に残っていない事柄が多くてびっくりしました。
その当時住んでいた「文化住宅」がまだ現役で残っていました。
周りがマンションだ、新築一軒家だ、などに囲まれて、今にも朽ち果てそうに
建っていました。
何かに使えるかなぁ~ととりあえずカメラに収めてきました。
文化住宅
生実池近くに高校があり、新聞屋のバイクで通学をしていたので、この辺りはよく通りました。
歩いたのは初めてですね。
新しく広い道が出来ていたり、野山だったところが住宅地になったりです。
日本全国、都市部の風景はここ40年で様変わりしました。
そんな中にポツンと進化に取り残された物件があったすると、なぜか安心します。
古墳も今では周囲を削られ周りは家だらけ、調査センターの写真でも見ると里山にポツンとありました。
開発と言う二文字で失った文化は蘇りません。
残すべきモノはきちんと残す文化も大事かな思う歩きでした。