一番星、見~つけた!!
長距離は一番星が出て、暗くなり、一家団欒の時間になる頃に出発です。
ではありません、文太兄ぃ主演のトラック野郎です。
文太兄ぃも今年80歳になります。
結婚費用捻出のために自分も長距離をやっていたので、この映画には共感するものがありました。
結婚前、千葉に遊びに来たかみさんを連れて観に行きました。
そうしたところ、座席の後に同じ北海道から九州まで走り回っている同僚の連中が並んでいましたね。
これには驚きました。
長距離、当時は関東から名古屋以南、仙台以北が該当しました。
全線高速走行なんて、夢の夢、東北地方は高速道路すら無い時代です。
ひたすら国道ブルースです。
往の荷はコップかアルミ箔、各地の倉庫に運びました。
今のようにパレット積みではありません。全部手積みです。
大阪十三近くの延岡倉庫にはよく行きました。
朝の5時頃に到着、倉庫前で始業時間まで仮眠、一番で荷下ろしします。
それから帰り荷の積み込みです。大阪は堺か尼崎の久保田鉄工が多かったですね。
堺は農機具、尼崎は大きな土管、土管2本が最高の荷でした。
積み込みが終わると、亀山辺りまで走ります。
夕飯を食べて、燃料を満タンにして仮眠します。
22時頃に東京へ向けて出発、名四国道を100キロで突っ走りました。
高給を稼ぐには、眠い目を擦りながらの命懸けでした。
津軽海峡、関門海峡を渡れば一気に稼げたんですね。
関東方面の帰り荷が無ければ、何処でも走りました。
夜の日本海もよく眺めましたね。
一番星ブルース/作詞:阿木 燿子、作曲:宇崎 竜童。
DVDを揃えようっと!!
トラックや赤ジャン、髪型から年代を微妙に感じる写真ですね。
トラック野郎の映画はよく知っているけど、ほとんど見た記憶がない。
少し調べたら1975年~1979年にかけてヒットしたシリーズなんですね。
お盆と正月に封切られていたようなので、私は男はつらいよシリーズに
流れていたのかも。
画像は1976年2月です。ちょうど25歳。
こちらは「寅さん」は1本も観ていません。
ちなみにシリーズはこうなっています。
https://gudonan.bex.jp/blogn/index.php?e=1577
観る映画はほとんど洋画でした。