60年を駆け抜けて

疎開先であった山形県の山奥で生まれ、60年をなんとか生き抜きました。
山形から大分へ、そして千葉へ、北海道へと20代までは流転の人生でした。
16歳から新聞配達を始め、44年間働いて来ました。
本来、ここで年金暮らしが始まる予定でしたが、
時代は変わり65歳まで働かないといけないことになりました。
3月31日定年となり、4月1日からは嘱託と言う企業に取って都合の良い制度で雇われます。
一切仕事は変わらず、賃金は40%減額です。

年金満額支給の65歳まで食いつなぐほど蓄えもなく、
特別な能力や才能や技術はないので辞めることも出来ません。
この不況の中、今より高額な新たな勤め口などありません。
定年解雇にならないだけ良しと考えましょう。

身体だけは健康を保ち、したたかに大還暦まで生き抜きたいと思う、還暦の日です。


60年を駆け抜けてへの14件のコメント

  1. 愚呑さん、還暦おめでとうございます。
    還暦の記念に人間ドックをおすすめしますよ。小椋佳さんや吉田拓郎さんも還暦の時に病気をされましたから。予防するにこしたことはありません。

    そういえば、私が以前勤めていた職場でも、みなさん定年過ぎると「嘱託」という肩書きになっていました。きっと給料カットもあったんだろうな・・・。

    ちなみに私は今までもこれからもずっと障害年金です。^.^

    • アバター 愚呑
      愚呑 コメント投稿者

      三毛猫さん、ありがとうございます。
      ここまで平穏無事に生きて来られたことに感謝です。

      人間ドックですか、健保組合から補助も出ますで、常々受けようとは思っていますね。
      が、普段は忘れ去っています。
      受けなくてはいけませんね。

      最近の雇用形態は滅茶苦茶です。
      派遣、臨時、嘱託、パートにアルバイト、バブル崩壊後に時の政権が企業を守るために始めた制度ですね。
      世の中、正しくない社員だらけです。

      生涯年金、強いものが弱いものを守る、これが人であり政治です。
      小泉以来、強いものだけが残ればいいと言う風潮には危惧しています。

  2. アバター すやきん
    すやきん コメント投稿者

    還暦誕生日おめでとう!!!

    一日遅れでしたが、ご勘弁を。
    そうでしたか。私が昨年12月還暦。2ヶ月遅れで追いつきましたね。
    私の会社も再雇用OKなのですが、パートで週20時間奨励。
    今までの給料の半額以下。企業年金の一部が今年から入るので何とか暮らせそうですが、
    贅沢は出来ませんね。
    年金があてにならないので店(ジャズバー)でもはじめようとはじめたのですが、
    自分で飲んでしまい、商売にまだなっていません。(笑)
    まあ、ぼちぼちやってみます。
    お互い体に気をつけて米寿まであと28年頑張りましょう!

    • アバター 愚呑
      愚呑 コメント投稿者

      すやきんさん、おはようございます。
      mixiで店の状況は日々確認をしています。
      そう簡単には軌道に乗せてくれないようですね。
      でも、好きなことで人生を送れれば最高だと、ひがみ半分ですよ。

      バス会社に勤めていた知人も大幅な条件低下と言うことで辞めました。
      厚生年金と幼稚園バスの運転収入で暮らしています。
      同年代の知人の話では40%減はましな方かも知れません。
      新卒は雇わない、爺は国の政策だから仕方なしに雇っていると言う姿勢ありありです。
      株主優先になってしまった日本の経営者、
      年寄り騙して銭を取る若者。
      どうなるんでしょう?

  3. アバター yagiq
    yagiq コメント投稿者

    還暦おめでとうございます!
    本当は60歳で仕事をやめたいものなんでしょうね。
    民間会社の退職金はそれほど多くないと聞いています。
    残念ですね。
    あと5年働きますか。
    40%減額の分、なまけましょう。

    • アバター 愚呑
      愚呑 コメント投稿者

      yagiqさん、ありがとうございます。
      年金を源泉徴収された頃は、60歳で年金もらって悠々自適なんて考えていましたから、5年も延びるのは契約違反ですね。
      民間は大手を除き、少ないですよ。
      中小企業の平社員なんて、年収分あればいいほうです。
      街の小さな会社には退職金なんてないところも多数です。
      反面、都の職員などは平職員でも数千万とか聞きます。
      税収が減って、サービスは下げても給与等は下げませんからね。

      減額分怠けたいのですが、怠けたら「いらん」と言われるでしょう。
      雇用契約は1年契約ですからね。

  4. アバター TOM
    TOM コメント投稿者

    お誕生日そして還暦、おめでとうございます。
    国民年金の受給開始は、65歳からですが、厚生年金は、60歳から
    受給できます。
    受給を遅らせると、受給額は増加します。
    これはどの金融商品より、はるかに有利な利率となります。
    ただし、長生きしないと、遅くした分の元はとれません。(^^)

    愚呑さんは、受給資格を満たしたわけですから、さっそく受け取るか
    しばらくおいたほうが有利か選択の時を迎えましたね。
    再雇用の条件や年金制度の先行き等を考慮されて決められるとよいでしょう。
    ちなみに当家では、私は60歳から、妻は65歳から受給しました。

    • アバター 愚呑
      愚呑 コメント投稿者

      TOMさん、ありがとうございます。
      同年代の仲間入りです。
      よろしくお願い申し上げます。

      厚生年金は60歳からの支給ですが、これだけではとてもとても食って行けません。
      TOMさんの時代よりもかなり支給額は減額になっています。

      60歳以降も働くと収入によって減額支給ですね。
      多分、わたしの場合は1円の支給もないと思います。
      今から13年ほど前に辞めた先輩諸氏は、年金満額、失業保険10ヶ月と働いていた我々よりも高額をもらっていました。

      かみさんと二人合わせて65歳からなら、なんとか質素に暮らせば生きていける程度なんですよ。

      • アバター TOM
        TOM コメント投稿者

        愚呑さんの年齢ですと、60歳から「定額部分0,報酬比例分のみ」支給と
        なります。
        給料と併用すれば、40%減額分は、かなりうめられるように思います。
        年金機構もしくは、銀行で試算してもらうと、一番有利な方法をみつけてくれるでしょう。

        年金をお宅で受けとるようにします、といえば、銀行は親身になって相談にのってくれます。
        ちなみにうちの場合は、私は自身で手続きし、妻は銀行に頼みました。
        私も銀行に頼めばよかった、と思いましたヨ。

        • アバター 愚呑
          愚呑 コメント投稿者

          いろいろとご心配をありがとうございます。
          昨年夏頃から、銀行や郵便局から年金相談会なるものの案内がたくさん来ていました。
          そこで、昨年秋に銀行の相談会に行き、個人相談で学んで来ています。
          また年金機構からも年金便がまめに届いています。
          トトロが3月ですので、3月になったら二人で手続きをしようと話しをしています。
          手続きだけしておけば、収入によっての減額、停止は機構で勝手にやるそうです。

          • アバター TOM
            TOM コメント投稿者

            ドモドモ・・・
            余計な心配をしてしまいました。(^^;

            最近のマスコミ論調をみると;
            大幅増税か、給付の大幅削減か、それとも両方か、
            まもなく選択しなければならない状況ですね。

            • アバター 愚呑
              愚呑 コメント投稿者

              いえいえ、もっと分かりやすく書けば良かったかなと反省です。
              ご心配をお掛けしました。
              しかし、まだわたしら世代は厚生年金は60歳からですが、これも後輩は65歳になりす。
              国会では70歳にしようかなど話も出ています。
              その前に議員年金を廃止しろと言いたい。
              国民を愚弄するのもいいかげんにしろと言いたいです。

              国を豊かにして、国民の収入を上げ、税収アップが出来ない現状では、増税はやむを得ないでしょう。
              労働人口がどんどん減るこれからの時代、国が進むべき道筋を探さなければいけないときに、政争で明け暮れる国会には呆れるばかりです。

  5. アバター ウェストブック
    ウェストブック コメント投稿者

    愚呑さん、おはようございます。

    この度は、還暦おめでとうございます。

    一口に60年と言いますが、やっぱり永いんですよねぇ
    世の中、変わって当たりまえですが、これも変わりましたねぇ
    ここ10年、15年安心して住めない世の中になり、これから先も?・・・ですが

    愚呑さんが最後に書かれたよう・・・
    身体だけは健康を保ち、したたかに大還暦まで生き抜きたいと思う
    お互い健康には気を付けて元気に頑張りましょう。

    本日は本当におめでとうございます。心よりお祝い申しあげます。

    微速度撮影のテストバージョン
    画像はちがいますが、ちょうど60年を振り返っての雰囲気ですね。

    トップの写真変わりましたねぇ19歳のころですねぇ、うわぁ~気持ちよさそう・・・

    • アバター 愚呑
      愚呑 コメント投稿者

      ウェストブックさん、ありがとうございます。
      自分がまさかこの歳まで生きているとは若い頃には考えられませんでした。
      どこぞで野たれ死んでいるだろうなて考えていましたね。

      何を置いても、いつまでも動ける身体でありたいと願うばかりです。
      タバコと酒をやめたらいいのかも知れませんが、それでストレスを溜めるよりは、気の向くままに生きたいと思っています。

      微速度撮影、一生の写真でやったら面白いかも知れませんね。
      よく聞きますが、死ぬときは人生が走馬燈のように見えるらしいですね。
      九死に一生を生き返った人の話らしいです。

      フッタはまだ兵隊さんの頃です。この後に除隊してしまいました。