MP3を始めて6年になる。
当時はWindows98、CPUは166Mhz
まだまだマイナーなMP3だった、プレイヤーはSCMPXなどの国産もあったが、変換ツールは海外ソフトしかなかった。
貴重なダイヤルアップ接続であれこれ情報を探し求めて、あれがいい、これがいいと・・
今のように直接CDからMP3に変換してくれるものは無かった、一旦WAV化(リッピング)し、そのWAVをMP3化(エンコード)するしかなかった。
3分1曲がWAVに10分、MP3に10分、あれは速いけど音質がいまいちとかいろいろあったが、時間はCPU能力に左右されるので大変な作業だった。
少しでもCPU能力を上げたいとWinchip240MhzというCPUがPC9821でも使えると情報を得て、秋葉原へ走ったりもした。
だがCDはPCで聴きたいCDのみで諦めた、でもLPやカセットテープはデジタル化したいと必死に頑張ったがほぼ2年の歳月を費やすことになった。
LPなどはリアルタイムでWAV録音し、1曲ずつカッティングし、ファイル名を付けて、タグを入れての作業だ。
さすがに240Mhzでは厳しく、遂にPentium?1Gを追加した、その頃CDexという優れたソフトが登場した、CDから一括MP3化が出来るソフトだった。
海外ソフトなので全て英語、それでも勘に頼って使っていた、CPUも能力アップし1曲1分程度で変換出来るようになりMP3がどんどん進んだ。
その後、MP3がメジャーになり、多くの市販ソフトが販売されるようになった。
だが、CPU能力も上がり、HDDの容量もどんどん増えてMP3にする必要性が薄れて来た、そこで今度はWAVで保存することにした、だがさすがにWAVでは大きすぎる、圧縮しても元のWAVに戻せる可逆ソフトがあることを知り、「よし、これにしよう」となりボチボチとやっている。
Monkey’s Audioだ、さすがにMP3とは音質が違う、LPレコードはほぼ完了、しかし、まだまだたくさん残っている、いつ終わるのだろうか?全てのテープ、CDもいずれはやろうと思っている。
しかし技術革新は秒進分歩、終わった頃にはまたまた新しいものが登場するのだろう(^^;;
現在は音楽の方は中断中、ビデオテープのDVD化に取り組んでいる、しかし録画して置いたビデオ、一度も見ていないものが多い、これってDVDにして果たして見るのだろうか、と言う疑問と言うかパラドックスに悩んでいる最中だ(^-^;
MP3も全4500曲程度あるが、お陀仏するまで全曲聞き終えることが出来るのか、こちらも疑問だ。