三日間、雨男雨女が一滴の雨にもあわず、良い天気に恵まれて「ならたび」をして参りました。
きっぷは近鉄の「奈良世界遺産フリーきっぷ」3000円、奈良交通のバスも乗車出来、かなりお得なきっぷです。
初日は4時半に自宅出発、京都で近鉄に乗換え一気に室生寺を目指しました。
新幹線からは富士山がくっきり望め、幸先が良い旅の始まりとなりました。

紅葉の季節には室生寺も談山神社(たんざんじんじゃ)も道が渋滞すると言う情報を得ていましたので、午前中早めに訪れることにしました。
室生口大野駅に停車していたバスに乗り込み室生寺へと向かいます。
10名ほどの客を乗せて、渋滞もなく、スムーズに到着。
奥の院までのきつい階段を上り、室生寺を満喫しました。

近鉄で筒井駅まで戻り、バスで法隆寺に向かいました。
広さに驚き、のんびり巡っていたら、夢殿隣の中宮寺は4時へ閉門、間に合いませんでした。

ここも紅葉が綺麗でした。

二日目は談山神社に向かいます。
ホテルがJR奈良駅側なのでJR桜井線で桜井駅に向かいました。
駅を降りると談山神社行き始発905の臨時バスは満車、一番前で立ちながらビデオ撮影。
到着すると、すぐ後から925の定時バスがガラガラで到着。
皆さん、925の定時バスをご利用下さい。
まあ、仕方ありません。
渋滞が無かっただけ良かったです。
しかし、ツアーバスが早くからたくさん訪れていました。

藤原鎌足公墓所と中大兄皇子と藤原鎌足が大化の改新を談合してと言う談の山(かたらいのやま)はトトロから却下されました。

紅葉を満喫し、いよいよ石舞台までのウォーキングです。
昨日の石段上りでトトロの足はヨロヨロです。
さて、着けるか心配です。
登山道のような山道を一気に下ると明日香の山里に下りました。
石舞台まで2時間弱を掛けて下りて来ました。
一人だったら1時間ちょっとの距離です。
蘇我馬子の墓では無いかと思われている石舞台、大きさにびっくりです。
ちょうど遠足だか修学旅行だかで訪れていた中学生が20人ほど入って行きました。

「もう、上りは一歩たりとも無理」と言うので、かめバス(周遊バス)に乗って日本一古いお寺飛鳥寺に行くことにしました。
そして、1400年間全く同じ位置に鎮座する大仏さまをありがたく拝みました。

再び、かめバスに乗り、橿原神宮前駅に行き、橿原神宮を詣でてホテルへと戻りました。
この日も近鉄奈良駅からJR奈良駅までバス利用。
三日目、雲一つ無い快晴が迎えてくれました。
バスで唐招提寺に向かいます。
まだ早かったので、人もまばらな境内をのんびり巡ります。

鑑真和上のお墓参りをし、薬師寺へと足を向けました。
唐招提寺の門を出たら、ちょうど薬師寺行きのバスの時間でした。
歩いても10分ほどでしたが、バスが来たので乗ってしまいました。
奈良交通にはずいぶん乗りましたね。
薬師寺では東塔の工事中で水煙が間近で見ることが出来ました。


薬師寺から近鉄「西ノ京」駅まで歩き、近鉄奈良へ向かいます。
猿沢池から「ならまち」をのんびり散策です。

途中昼食をし、格子の家まで歩き、違う道を戻りました。

14時初の特急で京都まで戻りました。
乗換でJR京都駅の南北通路には驚きました。通路が人で埋まって流れていました。
恐るべし京都、何処の神社仏閣も人で埋まっているのだろうと思いました。
橿原神宮の広い広場に人が消え、ひっそりと静まりかえる風景が好きだなぁ!

さて、奈良また行きましょう。
ならたびは足を鍛えていないと厳しいですね。
薬師寺で階段を下りるときに手摺りにつかまり横になって下りている女性を三人見ました。
一人はトトロですが、足が痛かったのでしょうね。
ビデオは日暮里駅ハイ編集後になります。