システムバックアップ考

昨日、呑兵衛あなさんから下記の様な質問がございました。
>「Windowsでシステムバックアップ」という方法は具体的に何をされているのでしょうか?
>通常、システムのバックアップは、たまにWindowsのツールでやっています。

これがやたら呆れるほどの長時間掛かります。

そこで、フリーツールのAOMEI Backupperで定期的にバックアップをしているのですが、ふと気が付きました。
これでバックアップしているのはいいが、Windows起動しなくなったら即戻せないなぁ!!
Windowsを再インストールし、AOMEI Backupperを再度入れ、バックアップファイルからなら戻せるだろうが、再インストールの手間が掛かる。
経験上からWindowsを再インストールし、バックアップファイルで戻すと整合性が上手く行かず、どうしても動作不安定になりますね。
プータプルメディアの作成でブートCDが作れる様なので、作っておかなくてはと作業をしました。
が、どうしても、下記窓から先へ進みません。

メディア作成窓

DVDドライブが2台もあるのに認識していません。ここで何を選択しても「次」には進みません。自分の環境ではここまででEND

Windowsが起動しなくなったときのブートCDが作れないのなら意味ないじゃんと、他のツールを探してみました。

EaseUS Todo Backup Free 12.0

この会社のパーティションマジックなるツールとクローン作成ツールは以前お世話になっていました。
システムバックアップは問題無く快速で出来ます。
さて、ブートCD作成はと作りました、このブートCDですが、どうしたの?と思うほどの長い時間を掛けて起動します。
起動はするのですが、マウスとキーボードが全く反応しません。これでは意味がありません。
あれこれ検索して、やっと辿り着いたのが、このことでした。

プータプルメディア作成の窓を開くと、標準で互換モードにチェックが入っています。
このチェックを外せと検索で書いてありましたので、外して作成しました。
このCDから起動したところ、キーボードもマウスも正常に反応しました。

ここでリストアはしていませんが、どうでしょう?
まあ、間違いないのがWindows標準のバックアップでしょう。
たまにはこちらでも保存しておきましょう。

さて、一番簡単なのが復元ポイントでしょう。
ポイントは大きな更新などがあると自動で作成されますが、自分でも簡単に復元ポイントは作成出来ます。
その他、回復ドライブとかもあります。USBにWindowsシステムをバックアップしておくもので、この回復ドライブから起動し、Windowsを再インストールするものなので、WindowsインストールDVDがある方は作る必要はありません。


システムバックアップ考への8件のコメント

  1. フリーのEaseUS Todo Backup Freeは良さそうですね。
    大変参考になりました。
    ありがとうございます。

  2. アバター 呑兵衛あな
    呑兵衛あな コメント投稿者

    AOMEI Backupperの「ブータブルディスクの作成」を試みましたが、本記事の画像は出ず、以下の説明と同じ画面が出ました。
    https://www.backup-utility.com/jp/help/create-bootable-disk.html
    AOMEI Backupperはディフォルトで自動アップデートされていますので、最新版の「AOMEI Backupper Standard v4.1(18/04/10)」を使用していると思います。
    Windows PEとLinuxの二つ種類のブータブルディスクがありますが、Windows PEとは何ぞや(?)なので、これ以上は当面進まない事にしました。

    EaseUS Todo Backup Free 11.0を試用したい気分ですが、類似するソフトを複数使うと分別できなくなるので、Windows PEとは何ぞや(?)を片付けた上で必要ならば先に進むことにします。
    >「Windows PE」とは何か – PCと解
    https://pctrouble.net/software/windows_pe.html

  3. アバター 呑兵衛あな
    呑兵衛あな コメント投稿者

    「Windows標準のバックアップ」の方法とは、前段の方法なのでしょうか?
    私は「前段の方法」は以下のNEC記事を読んで、『パソコン内のファイルのバックアップの方法』と理解していました。
    >ライブラリやデスクトップなどのファイルをバックアップする場合
    >>Q&AWindows 10でファイル履歴を使用してバックアップする方法
    http://121ware.com/qasearch/1007/app/servlet/qadoc?QID=018653

    そして、『OSを含めてパソコン内のファイルをバックアップする』のは以下の方法と理解していました。
    >システムファイルなどを含むパソコン全体をバックアップする場合
    >>Q&AWindows 10でシステムイメージを作成しパソコン全体をバックアップする方法
    http://121ware.com/qasearch/1007/app/servlet/qadoc?QID=018651
    しかし、この方法と、以下の方法で作られる物との違いが判りませんでした。
    >>Windows 10でシステム修復ディスクを作成する方法
    http://121ware.com/qasearch/1007/app/servlet/relatedqa?QID=018652
    そこで言われる「Windows標準のバックアップ」とはという質問をした次第です。

    「EaseUS Todo Backup Free」参考になります。
    大変お手数をお掛けさせてしまい、恐縮です。

    • アバター 愚呑庵 歩太郎
      愚呑庵 歩太郎 コメント投稿者

      121ware.comはNECのサポートサイトですね。
      メーカー製PCは基本的にCのみか、パーティション分けでDどらいぶがある程度すね。
      標準では画像データなどの個人データも全てCドライブに保存されます。
      そう言う考えた方からCドライブのバックアップの話になると思います。
      こちらは勝手にProgram Files (x86)などへインストールされるソフトがありますが、Cドライブには基本的にWindowsしか入れない様にしています。
      データはEドライブ以降に二重に保存をしています。
      なのでOSが起動しなくなったときのWindowsシステムだけのバックアップの話になっています。
      前回の投稿ではドライバー更新フリーソフトの影響で起動不可になってしまったのをWindowsのバックアップから戻しました。
      バックアップに時間は掛かりますが、一番安全安心なのが投稿で最初に書いてあるWindowsのバックアップかとは思っています。
      Windowsも回復とか修復とか復元とか、ややこし過ぎますね。
      Windows10標準のバックアップだとonだけですが、そこにはWindows本体は含まれませんし、最悪、駄目なときは再インストールが完璧です。