風前の灯火「ブルートレイン」

今日の朝刊一面トップに「ブルートレイン」の廃止が報じられていました。
結婚した30数年前から10年ほど前まではブルートレインをよく利用していました。
別府まで往復で35千円と飛行機より格安で行けたからです。
最後に家族で利用したのが阪神大震災のあった年の夏でした。
それが飛行機の料金が格安になり、今では早割ですと半値で行けるようになりました。
フリーツアーでホテル2泊付いて40千円前後で往復出来ます。
年々、「富士」の利用は脳裏から消え去っていました。
最後に乗った寝台車は「あさかぜ」でした。下関から大阪までは空気を運んでいると言っても過言ではありませんでした。
乗客の伸びもないから車両も改善されませんでした。
またJR東は朝夕の過密ダイヤ時間帯に利益のない寝台車は走らせたくなかったと聞いています。
18きっぷで全国を巡っていると、この路線は利益が無いだろうと思うところがたくさんあります。
利益を追求する企業として利益と公共性を選択すると当然に利益が優先されます。
国鉄⇒第三セクター⇒廃線が続いています。
新幹線が開通すると共通する在来線は第三セクターに譲られたり、廃線になったりしています。
JRは新幹線と大都市圏のみになるのでしょうか?
そして、郵便局もいずれは同じ道を辿るのでしょうか?


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